スポーツマッサージの効用

スポーツマッサージの効果

1）一般的な効果

- マッサージは、皮膚や筋肉の血液循環を良くするとともに、心臓の負担を軽減し、ひいては全身の血液循環を改善し調節します。

- 皮膚や筋肉の血行が良くなると、人体の各組織の老廃物を除去し、筋肉の動作に必要な酸素や栄養素の供給に筋肉の疲労を回復させてくれます。

- マッサージをすると、血液の循環が良くなることを実験を通して観察した結果、次のようなことがわかった。

- 正常時に比べてマッサージを実施した直後には、皮膚の血液循環が著しく良くなり、一方では、血管の弾力性も良くなって末梢血管の抵抗が解けて、心臓の負担を軽くして、その機能を改善する効果がある。

2）スポーツマッサージは、人体に作用する影響

（1）神経筋への影響

①興奮作用

この作用は、機能が減退している神経と筋肉にマッサージを施し、その興奮度を高め、機能の回復を図る作用のことを言う。

このような目的のために実施するマッサージは、比較的弱い刺激を与えることがよく手技では、軽擦法、ソフトマッサージが適している。

試合前における筋肉の緊張が不十分なときやスポーツ障害で筋肉の麻痺が生じたり感覚が鈍いとき、マッサージの興奮作用の効果は非常に有用です。

②鎮静

神経や筋肉の機能の異常に高くなったときにマッサージをして、その機能を静める作用をいう。

この時には比較的強い軽擦法、指圧法、圧迫法などを実施するのが良い。

しかし、この時、注意すべき点は、痛みがあるとき、その部位を刺激すると痛みに対する感受性が鋭敏になるので刺激を与えるかについて十分に理解する必要がある。

この作用は、試合中や試合後、主に多く動いた筋肉の急性疲労による軽度の痙攣や痛み、筋肉の異常な緊張神経痛などがある場合は、鎮静効果として有効である。

勿論、こういったマッサージは、回春マッサージにも応用でき、効果的である。岡山の回春マッサージでも使用しているお店がある。